令和5年3月29日(水)、令和4年度 文部科学省「ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業」採択事業 「多職種連携とDX技術で融合した北東北が創出する地域医療教育コモンズ」事業 シンポジウムをアートホテル弘前シティにて開催しました。
シンポジウムは、弘前大学大学院医学研究科附属地域基盤型医療人材育成センター廣田和美センター長の挨拶の後、第一部では代表校である本学の同センター副センター長である医学教育学講座 鬼島宏教授からの事業概要説明の上、本学放射線診断学講座掛田伸吾教授から本事業における遠隔画像診断教育に関する説明、続いて本学臨床検査医学講座糸賀正道講師より感染制御教育に関する説明、さらには、本学被ばく医療連携推進機構災害・被ばく医療教育センター辻口貴清助教から防災教育に関する説明が行われました。
第二部では、連携校である秋田大学医学教育学講座長谷川仁志教授から秋田大学における総合力のある医師育成のための取り組み、さらには同校総合診療・検査診断学講座植木重治教授から秋田県での総合診療教育に関する発表がなされました。
第三部として、協力校である弘前学院大学看護学部大瀬富士子教授から同校での生活者の視点を学ぶ教育について、続いて弘前医療福祉大学保健学部看護学科工藤うみ教授から同校での多職種連携教育について説明が行われました。
最後に、医学教育学講座 鬼島宏教授から、来年度以降も参画4校が連携して多職種連携教育を基盤とした総合的に患者・地域住民を診る資質・能力を持つ医療者教育を展開していく旨の挨拶により閉会となりました。